HOME BOUND

〜 家 路 〜 人生に於ける長い旅路で、最後に行き着く場所=HOMEとは・・・

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詩人はBARに居る 2016 初秋 名古屋編

ホテルを出て空を見上げる
徐々に闇が覆いつくそうとする名古屋の中心部...台風の接近が近づきつつあり、今にも雨が振りだしそうであった

2度目の名古屋・栄界隈...9ヶ月振りの街はいつもと変わらぬ土曜の夜を迎えている

味噌カツ、味噌煮込みうどん、ひつまぶし、手羽先、きしめん...昨年の旅で食したが今回は違う名古屋めしをセレクトした
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栄にある若鯱家の「カレーうどん定食」
選べる1品は...やはり名古屋であれば「味噌串カツ」を
 和風だしにスパイスの効いたカレーが太麺に絡んで美味だ

食欲を満たし、栄を訪れたらここへ
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オアシス21から見るイルミネーション
連休初日ということもあり、多くの人が溢れている...
楽しそうに、嬉しそうに歩く人々...そんな情景が微笑ましい


そして栄の中心を後にして歩き出す
飲み屋街が続く路地を進み、片言の日本語で客引きをするアジア系美女...そして徒党を組み、近づく者にガンを飛ばすアジアン・マフィア
そんな危険地帯を通り過ぎ、閑散とした住宅街らしき外観が見られる地で歩を止めた
疎らな街灯の明かりの中、小さなスポットで看板を照らし出す店を見つめる 
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【BAR   ANKI】
ここへ、どうしても訪れなくてはならなかった..

2015年12月、名古屋へ初めて訪れ出会った【BAR BARNS】
そこで味わったバーボン【VERY  VERY  OLD   FITZGERALD】
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既に製造終了のため、手に入れることがほぼ不可能なバーボン
ネットでもボトル20万は下らないとされる代物
その最高級バーボンをネットで調べたところ、この【BAR  ANKI】の存在を知った
奇しくも名古屋の栄にあるそうな...しかもバーボン専門店!
詩人の魂に火が点いたことはいうまでもない
今回の旅・名古屋を決めた段階でここを訪れることは真っ先に決めた
そして2016年9月26日20:30 その扉 を抉じ開ける...





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2016年 音楽の旅 ~ 名古屋・初秋 Ⅰ 9月17日(土)


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 睡眠不足の中、機内の窓に青空が拡がっている
北海道を離れ、本州の上空を順調に飛び続けている
 この旅の行程をタブレットに書いていた手を止め、何も考えずに見つめ続ける

改めて音楽の旅が始まったことを体感する

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乗鞍岳をあっという間に通過し、気付けば眼下に知多半島が見えてきた
機体は右に旋回し、中部国際空港・セントレアに着陸した
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2015年12月、佐野元春のライヴ参戦で訪れて以来、9ヶ月振り・2度目の名古屋来訪...心は大きく鼓動を打つ
10:45 AM 定刻通りに名古屋への一歩を踏み出し、まずは最初の目的地へ
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中部国際空港内にある、味噌カツ店「矢場とん」にて遅めの朝食を
昨年も食したが、やはり名古屋に来たらまずはこれ!
今回は「ヒレカツ定食」を注文
味噌だれの美味に.. 一気に完食


食欲が満たされ、次なる目的地へ移動

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空港からミュースカイにて金山経由、名鉄・山王駅へ

そこから徒歩で10分弱...【ナゴヤ球場】に辿り着いたのは12:30

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2015年冬にも訪れたが、この時はシーズンオフ
 今回、名古屋に来訪を決める一つの目的としてナゴヤ球場で中日ドラゴンズの2軍の試合を観戦することを決めていた
1軍は既に下位に低迷していたが、2軍はソフトバンクと優勝を争っていた
しかし前日、ソフトバンクが勝って2軍の優勝を決めてしまったが...
それでも幼少期からテレビで見たことしかないナゴヤ球場に入ることに興奮を隠しきれずにいたのは事実だ
 窓口にて当日券を購入し、ゲートをくぐる
歴史を感じさせる場内...良いものだ
 指定席はなく、全て自由席だが...バックネット付近は満席
中日は3塁側のため、空いてる席を求めて歩き続ける
3塁ベースのやや後方、ブルペン横に空席が目だったのでそこに腰を落とす

3連休の初日も合間って観客がその後も多く集まり、数百人は居ただろうか...
残念なのは優勝争いをしていればもっと盛り上がっただろう

対戦相手は昨日、2軍優勝を決めたソフトバンク
中日のスターティングメンバーは名前は知れど、その姿を見るのは初めての選手が殆どだ
先発投手・三ツ間 背番号206、育成契約の選手...どんなピッチングをみせてくれるだろうか
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生でプロ野球を観るのはいつ以来だろう? そんな思いが頭を過った...
札幌ドームで日ハム戦を観たのは10年前か..
さらに中日戦となるとまだ東京に居た時だから18年振りだろうか
懐かしさと時代の流れを感じながら...声援をおくった

しかし..暑い!
この日の名古屋は最高気温が28度...札幌では20度を越える日は殆ど無くなっている...台風が近づいていることもあり、曇り空の中...蒸し暑さが堪えた
だがそんな気候を忘れさせるように、若竜メンバーが躍動した
先制、中押しと点を重ねていく...何より目を見張ったのが先発の三ツ間のピッチング
優勝したソフトバンクの祝勝二日酔いもあるのか、点を与えずにヒットも打たれない素晴らしい内容だった
試合が後半に入るにつれ、ブルペンでは浅尾、又吉、福谷と、1軍で活躍しなければならない選手がウォームアップを始める
間近で見るプロの投手の球...凄まじい勢いのボールだ
2軍戦ならではの光景だが...契約時に1億をもらったその右腕、来シーズンこそ活躍してくれよ! そんなエールが飛び交っていた
 結果、この日の試合は4ー0で中日が勝利
結局先発の三ツ間がソフトバンクを4安打に抑え、2軍とはいえプロ初完封を飾った
観客席から見ても感じたが、右サイドスローから投げられるボールのきれは鋭く、来シーズンに大いに期待される
試合後、客席に一礼をする中、ファンからは【支配下登録決まったぞ、三ツ間!
来年は1軍で頼むぞ‼】そんな声援が送られた
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2軍戦とはいえ中日の完封勝利に拍手を送り、試合後ナゴヤ球場内を歩く...
歴史を感じるその内部...感慨深いものだ
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全身から汗をかいていた
脱水症状になる前に水分補給をとる
3時間弱の曇り空の下での試合観戦、名古屋の気候は...北海道民 にはきつかった
   名鉄線と地下鉄を乗り継ぎ、市内中心部のホテルへ向かう
チェックインをし、室内で早速シャワーを浴びる
そこで気付いた...半袖の両腕が日焼けしている
湯に反応する肌...予想外だが悪い気はしない
  クールダウンして、この後の予定を確認する
そう、まだ旅は始まったばかり...名古屋ナイトが待っている




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2016年 音楽の旅 プロローグ 9月17日(土)

2016年9月17日(土)     初秋を感じさせる札幌の朝、娘に見送られて新千歳空港へ車を走らせる
8:55  定刻通りにスカイマークはフライトし、空路・中部国際空港へ向かう...

 そう、浜田省吾 ON  THE  ROAD  2016  が開幕したこの日、自分にとって壮大な音楽の旅が始まった
この省吾のツアー初参戦は長野ビッグハット2日目・9月18日(金)だが...まずは単独で名古屋に向かった

 ことの始まりは...浜田省吾ファンクラブでのチケット先行予約だった
マブダチ・聖君、福岡の姫と自分の3名での参戦を数年前から画策しており、その実現に向けての先行予約エントリー
ツアースケジュールが発表されてから各々の予定を合わせて申し込んだ
8会場・16公演の中から当選出来るのは1公演のみ
予想では...自分が住む・北海道札幌が当選するだろうと思っていた
が、当選したのはなんとツアーオープニング会場である長野ビッグハット2日目
嬉しさと戸惑いの中、早速音楽の旅のプランを練る
問題は当選したチケットが2枚のため、この時点では3名全員の参戦は不確定
全ては一般発売による、運にまかせるのみ
聖君、姫のエントリーのもと...結果、聖君が見事に当選!
こうして札幌の自分、横浜の聖君、福岡の姫が長野ビッグハットに集結することとなった

音楽の旅が確定し、本格的に旅の行程が決まっていく
まずは自分と姫の航空券、そして各々の宿泊先の確保
9月17日・18日・19日は世間では3連休のため、争奪戦の末に確保完了
メールでのやり取りが続く中、期待と楽しみ、興奮が募っていく...
後は無事に飛行機が飛び、長野に辿り着くこと
それは天候=台風が来ないことを祈るのみ

しかし...出発の1週間前から発生した台風、それが日毎日本に近づきつつあった
結果、旅の最終日・9月19日に九州上陸の予報となった
福岡の姫...往きは大丈夫であろうが帰路のフライトがどうなるか...
不安を抱えながらも「何とかなるだろう」そんな安易な考えのもと、2016年 音楽の旅が始まった
自分はこの日、名古屋で音楽の旅の前夜祭を
福岡の姫は夕方着のフライトで羽田にインして聖君と合流し、横浜のビール園で前夜祭となる

3人それぞれの音楽の旅が幕を開けた 2016年9月17日(土)、どんな旅となるのだろうか...







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佐野元春 & THE COYOTE GRAND ROCKESTRA 35周年 アニバーサリー・ツアー・ファイナル 2016.3.26 東京国際フォーラム  ライヴ Bluーray & CD



既にこのブログで何度も記事にしている、2015年12月から2016年3月に行われた佐野元春35周年アニバーサリーツアー

そのライヴ映像が先日、発売された

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当然、初回限定デラックス盤を予約し、ゲット!
ツアーファイナルであった東京国際フォーラムで演奏された全35曲の映像と、厳選された14曲のライヴ音源CDが収められている

自分へのクリスマスプレゼントとして年末から年始の通勤の車内、いつものように爆音でCDを聴いている
収録された14曲、演奏順を一部変えての曲順だが...それでも元春の熱いスピリッツはビシビシと伝わってくる、最高の音源だ

ライヴCD 曲目
1. シュガータイム
2. ジュジュ
3. 優しい闇
4. La Vita e Bella
5. 君を探している (The Coyote Band Version)
6. ワイルド・ハーツ
7. ヤング・ブラッズ
8. 誰かが君のドアを叩いている
9. 約束の橋
10. サムデイ
11. ロックンロール・ナイト
12. ヤング・フォーエバー
13. ニュー・エイジ
14. 悲しきレイディオ・メドレー

【ロックンロール・ナイト】でドラムがカウントされて始まる演奏...
元春の、出ない声で振り絞りながら歌う、シャウトするそのロックスピリッツ..
今でもあの時の感動、興奮が甦ってくる...


そして映像は...まだ観ていない
あまりにも鮮明に焼き付いている、この35周年ツアー

浜田省吾の ON THE ROAD 2011 ツアーの映像も観ていないように、まだ暫くは眠らせておこうか..
いつか、自分のロックスピリッツが満たされなくなったとき、ゆっくりと視聴しようか

そんな佐野元春、来年2017年 春先にニューアルバムをリリース予定とのこと
更なる深みに辿り着く楽曲たち
楽しみに札幌の雪解けを待ちながらいようと思う

最後に、このBluーrayに同封されているブックレットの巻末に元春からのメッセージが書かれている
その一部を紹介しよう

【僕はレコードに記録したオリジナルの編曲にこだわらない。
時代によっては違う演奏することもある。
 けれど、今回のアニバーサリー・コンサートではオリジナルにこだわった。
かつて自分が細部にわたって紡いだ編曲だ。
それぞれの時代にレコード化したそのままの雰囲気を再現してみた。
 最高の仲間たち、最高の観客との一夜を永遠に刻んで、最高の音と映像をここに届けます。ぜひ大音量で楽しんでください。
 80年代から現在まで。
時代を跨いだ三時間のロックンロール。
こんなライヴを死ぬまで続けられたらいいな。
 コヨーテ・グランド・ロッケストラのミュージシャンには、僕の音楽への理解と変わらぬ友情に感謝を。
 ファンの皆さんには、いつも僕の音楽をそばに置いていただいていることに感謝を。
 どうもありがとう。     佐野元春】

    
                                                             

            2017年 迎春    歴史的な大雪の札幌



佐野元春 | コメント:0 | トラックバック:0 |

SHOGO HAMADA ON THE ROAD 2016 “Journey of a Songwriter” since 1976 ~ 愛知・日本ガイシホール 2016.11.27 (日) レポPART. Ⅲ

本編の演奏を終えたミュージシャンが満面の笑みを浮かべながらステージ袖口に向かう..
そして、会場内には波の音が会場にこだましている...

誰も居なくなったステージ
その中を、ローディのスタッフが楽器の調整に駆け寄ったとき、会場内を『省吾コール』が徐々にこだましていく...



ふと、5年前の ON  THE  ROAD 2011 ツアーのアンコールを思い返していた...
サブタイトルで【THE  LASTWEEKEND】と名付けられた2011ツアー、浜田省吾の
音楽人生の集大成となるであろう、圧倒的な、圧巻のツアーであった
 それを象徴するのがライヴの本編が終わり、ミュージシャンが一旦楽屋裏に下がっても会場内は静まり返っていたこと...
普段であればアンコールを求める拍手や『省吾』コールが沸き起こるはずが、本編・2部の、アルバム【THE  LASTWEEKEND】のパートの圧倒的なシーンの数々、【J.BOY】演奏前の省吾のメッセージ、【僕と彼女と週末に】がもたらす現実社会の中で生き、守るべきもの、【愛の世代の前に】での力強いヴォーカルと演奏・映像...
自分もそうだがオーディエンスの殆どが現実を忘れ、放心状態で涙を流していた
 あのような感覚は紛れもなく後にも先にも2011ツアーだけであろう...

あれから5年、再びアリーナツアーが行われている
ライヴは一期一会、現在のツアーのアンコールPART.1も、5年前の【THE LASTWEEKEND】を彷彿する、アルバム【Journey of a Songwriter】のラストを飾る、『これが浜田省吾』とも言うべき4曲が演奏される...



 『省吾コール』がこだまし続け、波の音も響いている
その時、ステージ上が変化した
ステージ後方のホーンセクション・バックヴォーカル・ドラム・ピアノ・シンセのラインが少しずつ下がっていく
そしてその後ろ、映像を写すスクリーンがステージ全体へと広がった
ステージ上では照明が必要なパートだけを照らし、それ以外は落とされる
薄明かりの中、ステージ後ろの通路からミュージシャンが表れ、楽器のスタンバイをし、そして浜田省吾がステージに立った時、歓声と拍手の中、演奏が始まる
【アジアの風・青空・祈り】part-1  風
重々しいシンセが奏でられる中、ピアノのメロディがより一層悲しさを感じさせる
省吾が歌詞を歌い出したとき、思わず前屈みで聴き入った
昨年のホールツアー、札幌・帯広、今回のアリーナツアー、長野・札幌・神戸とこの【アジアの風・青空・祈り】は聴いてきたが...この日は全く違った
そう、大切に、一つ一つの歌詞に思いを込めてゆっくりと歌っていた
全身が...震えた
part-1 風 がフェイドアウトし、一瞬静まり返る場内
そしてピアノの旋律が奏でられ、part-2  青空 のロックナンバーが始まる
唸る長田進のギター、ホーンセクション...スポットに照らされた浜田省吾がスタンドマイクを両手で掴み、斜めに自分の方へ傾けながらシャウトしていく
放熱を放つステージ...スクリーンに写し出される映像がまた感情移入させる
圧倒的なパワーを放つ演奏が終わり、拍手の中、part-3  祈りへ

スローなピアノが奏でられる...そして浜田省吾が更に思いを込めた、ゆっくりと、慈しむように歌詞を歌い上げる
短い歌詞だが、タイトル【祈り】を象徴するメッセージに改めて固唾を飲む
間奏でのオーケストラを彷彿させる福田裕彦のシンセのメロディ、哀愁漂うホーン、そして長田進のギターソロがスクリーンの映像と切なさを醸し出される

25曲目【誓い】
ステージ全体に写し出される、大海原の海
ステージ中央・マイクスタンドに立つ浜田省吾がアコギを弾き語りながら歌う
1番の歌詞はこの弾き語りであるが、何だろう...涙腺が緩んでいく
2番からはバンドの演奏となるが...省吾の歌詞に込めた重いがひしひしと伝わってくる
歌いかたであろうか...そう思ったがやはり違う
集中した、感情を込めて歌われているのが..耳に、心に響いてくるのだ
町支寛二との掛け合いで歌われるサビのパートも素晴らしい
演奏終了後、心を込めて拍手を送ったことは言うまでもない

アンコールpart.1  時間にして20分弱...時が止まっていた
それだけこの日の【アジアの風・青空・祈り】【誓い】は集中された、感情が込められていた
先にも書いた、5年前  ON  THE  ROAD  2011  のあの感覚を甦えさせた..
このツアーでもこのパートは核を成している
そして所々で、演奏や楽器の奏でるメロディが進化している
それがまたツアーを重ねることの長所であり、変化をもたらすことが出来る浜田省吾とミュージシャン、スタッフの結集した力であろう
40年という旅を続けた浜田省吾の現在を垣間見るシーンである
アンコールと書いたが、紛れもなくこれは本編の続き、3部と言っていいだろう


【省吾】コールが更に高まっている
拍手に合わせて会場の一体感が生まれている
照明に照らし出された会場、その中をミュージシャン、浜田省吾が現れて演奏が再開される
【こんな夜は I miss you】【光と影の季節】【I am father】と続くナンバー
盛り上がりは最高潮へと向かっていく

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ミュージシャンが去ったステージ
しかし照明は落とされていない
まだもう1曲演奏が残されている
現実に、戻っていた 先程止まっていた時間...それが今は動いている
ふと、時間が気になった
感覚的に、長いコンサートになっている気がしたからだ
『20:30』を示す、時計
なんと、既にここまでで3時間29分行われている
長野・札幌・神戸と参戦ツアー、いずれも3時間30分位で終わっていた
しかしこの日はまだ続くのである...


前日、11月26日の名古屋1日目の終演後のブログで、田家秀樹氏が綴った名古屋の『SHOGO』コール素晴らしかったです!
その言葉が現実に、目の前で起こっている
そう、会場が一体となって産み出す力、それが全身に伝わる
遥か昔..1983年2月22日 大阪フェスティバルホールで体感したあのアンコールを求めるオーディエンスの熱を思い出される程の『省吾』コール...素晴らしい

歓声と拍手の中、浜田省吾とミュージシャンがステージに現れ、横1列にならび感謝のお辞儀をする
より一層拍手が大きくなった
『アンコール ありがとうございます』そう省吾が言ったとき、ハッとした
70回以上ライヴに参戦してきたが、いつも浜田省吾が感謝の言葉を言うのは『ありがとう』である
それがこの日、『ありがとうございます』と丁寧語でオーディエンスに送られたのである
「何か今日は良いなー」そう思ったのも束の間、省吾が話しだす..

『えー、コンサートツアーというのは大体昼頃に会場に入って...
自分がテレビを見たりする時間というのは朝が多くて。
朝というのはワールドニュースがやっていて、世界中の楽しいニュースよりも悲惨な状況で生きている人達のニュース...戦場や被害のニュースが最近、本当に多いのですけど。
特に自分は今、イラクとシリアの状況が痛ましくて いろんな国の利害と思想と宗教と民族といろんな派閥と..
一番悲惨なのは子供たち そして女性たち。
そういうわけで自分にも、ほんの僅かでも出来ることはないかな、と思う今日この頃です。
今年は広島でチャリティコンサートをやりますが、もし、名古屋でやること
が出来ればと思ってます...

今年、こうしてツアーをやってつくづく、どんなに恵まれた、素晴らしい環境の中で音楽をやっているんだなと、思います。
いつか一緒に、音楽を通じて活動できたらと思います。
今日はどうもありがとう。』

ピアノソロのメロディが奏でる中、ラストナンバー【家路】が演奏される
『もちろん、一緒に歌ってくれるよね?』
オーディエンスに語りかけ、拍手の中、8532人による【家路】が大合唱されていく
スクリーンの映像が、砂浜に佇む省吾の映像が..涙で観ることが出来なかった
再び語られたの省吾が感じる世界情勢と危機感...それに対して今居る自分の現状とそれらを受け入れていくこと
生きていくことの意味と意義が..自分に僅かでも出来ることへの思いになっていく
そんな省吾の思いがこもったメッセージを聞いた上での【家路】...
何も言えない...想像してください

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カーテンコール ステージライト ざわめき 今でも火照る体...
【家路】終了後、自分の席に腰を下ろし、その余韻が全てを包み込んでいる

涙は..とまっていた だが、込み上げるものは止まらない
場内には【アジアの風・青空・祈り】part-3 祈りが流れている
そして終演を告げるアナウンスが流れる
時計を見た 20:47
なんと3時間46分のコンサートであった

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同じ曲数でありながら、今までより15分は長い内容...省吾の思いが語られたものであった
もはや浜田省吾40年というキャリアは、音楽を演奏・歌うというライヴの固定概念を覆している
それは...この日の終演後の田家秀樹氏のブログが物語っている

「名古屋二日目、終わりました。
いつもより長かったです。
感動的な終わり方でした。
最後の曲で思わず涙ぐみそうになりました。
こういうのをカタルシスというんでしょうね。浄化です。あらゆる感情がありながら、それが洗われて行く。言葉にならない想いが透明になってゆく。心の奥から自然に涌いてくるような拍手が会場を包んでました。お客さん、8,532人。それだけの数の人が確実にそこに生きている。それでいて、それだけじゃない。一人一人のエゴ、のようなものが感じられない空間。放心、というんでもないです。自分は見失ってない。むしろ満たされた気持ちの方が強い。
そう、達成感なんでしょうね。聴く側の達成感。これだけのものを見届けた。コンサートを聴く、という受動的な立場にいながら、それだけじゃない。受け止めた、そして共有した、同じ時間を一緒に過ごしたという手応えでしょう。一体感というのともまた違ってます。
そう思わせてくれたのは、もちろん、ライブがそうだったからです。聴き応えのあるライブでした。聴き流せないライブでした。一曲ごとに引き込まれて行くような集中力のあるライブでした。
じっくりと、そして、どっしりと。昨日、それぞれの演奏が無駄なく綿密に組み合わさった完成度の高いライブ。昨日、揺るぎない説得力と書きましたけど、揺るぎない演奏。骨太にして繊細。個々の音が果たしている役割と全体のバランスのこれも昨日使った言葉ですけど微動だにしない安定感。こういうのを本当の意味の大人の演奏というんでしょう。若い頃のように感情をむき出しにしない。勢い任せにしない。丁寧で緻密な”間”で紡がれている気がしました。

今日、このツアーで一番長いライブになりました。
それは演奏だけではなかったです。
「今日、フィデル・カストロ氏がなくなりました」と始まったトークは、彼が9才の時に起きた60年代のキューバ危機から彼のお父様の被爆体験、自分の書いた歌に対して改めて思うこと、そして、今、世界の動きに対して感じている危機感と続いていきました。それがPART1。更にPARTⅡ、Ⅲまでありました。
キューバのカストロ議長が亡くなったニュースは恥ずかしながら僕も知りませんでした。でも、彼が、初めて広島の原爆資料館に行った時とキューバ危機が重なっていて、第三次世界大戦の恐怖が父親の体験もあって夜も眠れない日々を過ごしていたという話は彼のインタビューでも何度か聞いてました。そういう出来事とアメリカの大統領選に繋がって行く。「アメリカ」という歌はアメリカ讃歌じゃない、幻想から現実を知る歌なんだ、という話は、リハーサルの時に書いたことへの補足のように聞こえました。
コンサートでそういうジャーナルな話をするアーティストは多くありません。今日、初めてご覧になった方は、どんな風に感じられたでしょう。彼は、最後にホテルのテレビで見るワールドニュースの話を例にとりながら、世界には国と国、宗教や派閥、様々な利害関係が入り乱れる中で悲惨な状況を強いられている人たちがいかに多いかという話をしてました。こうして音楽を楽しめるということがどのくらい恵まれているか。音楽を通して、そういう人たちをサポートする機会がもし、名古屋であれば、ということで終わりました。
新作アルバム「Journey of a Songwriter」は、まさしくそういうアルバムでしょう。悲劇が絶えない世界で、今、かけがえがないのないこと。そこに向かう強靱な意志と祈りが音楽になっている。コンサート会場という限定された空間ではない。終盤、ふっと自分がどこの会場にいるのか分からなくなりました。そういうことを超えていたというんでしょうか。
2016年11月27日、名古屋ガイシホール二日目。
名古屋市内70回目、愛知県77回目。
これが浜田省吾、と改めて思わされた夜でした。」


会場を後にしたホテルへの帰り道、感じたこと
「このツアーは、ON  THE  ROAD  2016 はどこまで進化し続けていくのだろう...」

幸いなことに、延期となった来年4月に開催される福岡・マリンメッセ2日目のチケットが確保できている
その答えは来年、ツアーファイナルになるであろう福岡で体感する...







  

SHOGO HAMADA ON THE ROAD 2016 “Journey of a Songwriter” since 1976 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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